会長 荒木 暁子
公益社団法人 日本看護協会
（前 千葉県千葉リハビリテーションセンター）
この度、日本家族看護学会第24回学術集会を2017年9月2日（土）・3日（日）の2日間にわたり、東京ベイ幕張ホールにて開催する運びとなりました。
第24回学術集会テーマは『地域包括ケアの時代に家族看護に期待される実践』です。地域包括ケアはこれまで高齢者を中心に考えられてきましたが、今後は子どもや周産期などからの連続したケア体系として、様々な発達段階を包含したシステム構築が求められています。
学術集会においては、これからの時代へ向けて、家族看護に期待されていることは何か、家族看護が地域包括ケアに寄与できることは何かを考えるべく、研究・実践・教育の成果発表、地域包括ケアの担い手である実践者と研究者の交流、家族看護の成果を示していくためのより効果的な研究方法に関する討議などを企画していく所存です。
また、市民公開講座を開催し、地域包括ケアを市民と共に創るために、市民に必要な知識や考え方、専門職がやるべきことなどを考えていき、パートナーシップを構築していく一助となればと考えております。
多くの実践者、研究者の方々はもとより、看護職の方だけでなく様々な職種の皆様のご参加をお待ちしています。
